この記事は2015.06.11 Thursdayに書かれたものです。
ギターの中でも特にアコースティックギターのプラグイン音源は、音質がチープだったり、似ても似つかないといったイメージを持っている方は多いと思います。実は私もその一人です・・・(苦笑)
そんな事を思っていた私ですが、実際に聴いてみてそのクオリティの高さに驚きました。
Mac Pro(OS 10.9.5)
AVID/PRO TOOLS 12
Steinberg/CUBASE PRO 8
RME/Fireface UFX
Naitive Instruments/KOMPLETE KONTROL S61
bestservise/REALGUITAR 3
Vir2/ACOU6TICS
Vir2/ACOUSTIC LEGENDS
今回は分かりやすいように単音重視のアルペジオをMIDIで作成し、それぞれにプラグインを当てました。基本は鍵盤ベタ打ちでベロシティはランダムで設定しています。
まずは、bestservise/REALGUITARを聴いて頂きましょう。
※後述のVir2製品と比べるために(音の伸びの質感を聴くために)あえてテンポを遅めにしています。
通常コード弾きや、バレーコード、今回のアルペジエータ等、予めMIDIのプリセットが用意されている事もあり、手っ取り早く作れるのは魅力です。音質的にはアルペジオなどの単音が目立つものはまだまだプラグインだな、と分かってしまうレベルです。単純なコード弾きを行い、装飾音的に楽曲に混ぜ込む程度でしたら、あまりプラグインだとは思われない、といった感じです。
後述のvir2の2製品は音質重視なので、REALGUITARとは真逆の性格といったところでしょう。
1つ1つの音自体は非常に奥行きがあってキレイだと思います。スライドした時の、あの独特の弦をこする音も、入力したMIDI上で、音域が離れていれば自動的に(ランダムで)鳴るようになっており、単純にキーボードを打っただけでも高いクオリティーだと思います。
ACOU6TICSは煌びやかな音質が目立ちましたが、ACOUSTIC LEGENDSの方が全体的には弦の質感だったり、鳴りが自然だと思います。ゆったりとしたような今回のアルペジエータには合っているかもしれません。
今回聴き比べした3製品はそれぞれ特色があるため、一概にコレ1つ手に入れれば完璧ですとは言い切れませんが、個々の音質のクオリティは、確実に上がっていると思いますので、使い分ければ大体の音楽は網羅出来るのでは無いでしょうか?
欲を言えば、もう少しスライド音や、ダウンアップ等をした時のベロシティであったり、そういったフィンガー使用時の質感や、人が実際に弾いた時の独特の揺らぎを突き詰めていけば、ゆくゆくはギターが弾けない人でも、本当に弾いているかのごとく曲を作成できると思います。そのような日がきたら、私を含めギター弾きにとっては商売あがったりですが・・・(笑)個人的には今後どのような進化を遂げるのか楽しみです!
担当:山下
■bestservise/REALGUITAR 3
¥25,500(税込)
■Vir2/ACOU6TICS
¥48,600(税込)
■Vir2/ACOUSTIC LEGENDS
¥24,840(税込)
そんな事を思っていた私ですが、実際に聴いてみてそのクオリティの高さに驚きました。
Mac Pro(OS 10.9.5)
AVID/PRO TOOLS 12
Steinberg/CUBASE PRO 8
RME/Fireface UFX
Naitive Instruments/KOMPLETE KONTROL S61
bestservise/REALGUITAR 3
Vir2/ACOU6TICS
Vir2/ACOUSTIC LEGENDS
今回は分かりやすいように単音重視のアルペジオをMIDIで作成し、それぞれにプラグインを当てました。基本は鍵盤ベタ打ちでベロシティはランダムで設定しています。
まずは、bestservise/REALGUITARを聴いて頂きましょう。
※後述のVir2製品と比べるために(音の伸びの質感を聴くために)あえてテンポを遅めにしています。
通常コード弾きや、バレーコード、今回のアルペジエータ等、予めMIDIのプリセットが用意されている事もあり、手っ取り早く作れるのは魅力です。音質的にはアルペジオなどの単音が目立つものはまだまだプラグインだな、と分かってしまうレベルです。単純なコード弾きを行い、装飾音的に楽曲に混ぜ込む程度でしたら、あまりプラグインだとは思われない、といった感じです。
後述のvir2の2製品は音質重視なので、REALGUITARとは真逆の性格といったところでしょう。
1つ1つの音自体は非常に奥行きがあってキレイだと思います。スライドした時の、あの独特の弦をこする音も、入力したMIDI上で、音域が離れていれば自動的に(ランダムで)鳴るようになっており、単純にキーボードを打っただけでも高いクオリティーだと思います。
ACOU6TICSは煌びやかな音質が目立ちましたが、ACOUSTIC LEGENDSの方が全体的には弦の質感だったり、鳴りが自然だと思います。ゆったりとしたような今回のアルペジエータには合っているかもしれません。
今回聴き比べした3製品はそれぞれ特色があるため、一概にコレ1つ手に入れれば完璧ですとは言い切れませんが、個々の音質のクオリティは、確実に上がっていると思いますので、使い分ければ大体の音楽は網羅出来るのでは無いでしょうか?
欲を言えば、もう少しスライド音や、ダウンアップ等をした時のベロシティであったり、そういったフィンガー使用時の質感や、人が実際に弾いた時の独特の揺らぎを突き詰めていけば、ゆくゆくはギターが弾けない人でも、本当に弾いているかのごとく曲を作成できると思います。そのような日がきたら、私を含めギター弾きにとっては商売あがったりですが・・・(笑)個人的には今後どのような進化を遂げるのか楽しみです!
担当:山下
■bestservise/REALGUITAR 3
¥25,500(税込)
■Vir2/ACOU6TICS
¥48,600(税込)
■Vir2/ACOUSTIC LEGENDS
¥24,840(税込)
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