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書いた記事数:2092 最後に更新した日:2017/03/29

話題の製品を実際に使ってみたらこうだった!「iZotope/RX5」

この記事は2015.10.23 Fridayに書かれたものです。販売金額や購入特典等は掲載当時のものになり、現在とは異なる場合がございますのでご了承ください。 (古過ぎる記事の場合はこちらより最新の情報を閲覧下さい。)
rx5 2

rx5 1

神田店レコーディングスタッフが、実際にしっかりと使ってみて話題の製品の実力を実体験レビューする本シリーズ!
今回は、レストレーションツールの「iZotope/RX5」を紹介します。


私、先日ライブを行ってきたのですが、ライブハウスさんに有料で作ってもらったライブCD/DVDが残念ながら「クリップノイズ」が多くて…。

これはどうにかしなきゃ!と思い、このRX5を使ってやってみたら、「めちゃくちゃ早く作業でき」かつ「狙った効果がテキメン」でした!

このライブの素材の一部を使って、みなさんにノウハウをお教えできればと思います。

rx5 3

いわゆる「ポスプロ」での作業で想定される、オーディオ編集が可能です。

例えば、録音したオーディに破裂音やノイズ、インタビュー音声の不安定なレベルなど、これらのオーディオを修復し、レストアします。

なお、本ソフトウェアはスタンドアローンで動作できますが、各モジュールをプラグインでインサート可能です。
また、Pro Toolsにおいては、Audio Suite/RX5のモニタープラグイン経由で、スタンドアローンのRX5に音声をセンド&リターン可能です。

rx5 4

RX5の中で、私がおすすめする機能を3つ、ご案内します!

1.De-click(デ クリック)

過剰入力の際に起きる、デジタル/アナログクリッピングを修復します。
以下の、ライブ音源などによく起きるクリッピングは効果テキメンです。

rx5 5

2.Instant Process(インスタント プロセス)

今回のライブ音源ではこの機能は使っていませんが、インタビュー音声などに特に有効なのが、このInstant Processです。
つまり、1クリックで処理が可能です。
処理をする種類は、5種類から選べます(Attenuate、De-click、Fade、Gain、 Replace)。
録音したデータに不要な音(くしゃみや、物音など)があれば、Attenuateを選び、便利なMagic Wand(一押しで不要な音を選択できる)を使ってクリックするだけで処理が終わります。そういった不要な音がたくさんある場合は、このInstant Processが便利です。




3.Module Chain(モジュールチェーン)

これはつまり、処理をするモジュールを1個1個行うのではなく、モジュールの組み合わせを作っておき、まとめて処理をおこなえます。
同じ場所で録音したデータが複数ある場合など、こういったチェーン処理ができると時間短縮になります。

rx5 6

rx5 7

それでは、実際にRX5を使って、ノイズをとってみましょう。

今回は、レベルが大きい瞬間瞬間で、クリップノイズが生じています。
これを毎度毎度処理するのは大変すぎます!
なので今回は、波形全てに「De-click」をかけてみました。

rx5 8





※13秒あたりのドラムのフィルの部分です。ライブ自体は25分くらいの演奏時間ですが、たった20秒くらいでもこのクリップは数ポイントあったので、ライブ中のクリップの回数は数え切れないほどにあります…。。

いかがでしょう!?
とても聞きやすいサウンドになりましたね!

rx5 9

こちらは、気持ち的には番外編です。。
店頭にて、私が勝手にその辺で録音した音声です。
※私の後輩スタッフが、お客様と電話でお話ししています

後ろにガヤガヤしている音もあるのですが、私がわざとらしく咳き込みをしています(6秒あたり)。

この咳き込みを、Instant Processの「Attenuate」と「Magic Wand」で処理してみました。

rx5 13

rx5 14







咳き込み以外の音はそのままに、咳き込みだけを大幅に減らせました。
いかがでしょう?これ、けっこうすごいことだと思いませんか?

rx5 10

RX5を、Pro Toolsとうまく連携させる方法をまとめます。

簡単に説明すると、
「Pro Tools」と「RX5」それぞれ別々のアプリで起動しますが、Pro ToolsのAudioSuiteの「RX Connect」を使いRX5にデータを送り、RX5で処理をしたら、 再びRX Connectに戻し、AudioSuiteでRenderをする、という流れです。
※RX Monitar機能を使えば、別アプリのRX5の音をPro Tools経由でモニター可能です。


1.RX5をスタンドアローンで起動しておきます。その際、Preferenceの「Audio」の「Device Type」を「RX Monitor」にしておきます。
2.Pro Toolsでセッションを開き、AudioSuiteで「RX Connect」を起動します
3.Pro ToolsでAuxトラックを作り、そのトラックに「RX Monitar」プラグインをインサートします
4.編集したいクリップを選び、AudioSuiteの「RX Connect」で「SEND」をクリックします(つまり、RX5にオーディオが送られます)
5.RX5で編集作業をします。その際、Pro Toolsでは「RX Monitor」経由で音が再生されます
6.RX5で編集が完了したら、RX5で「SENDBACK」をクリックします
7.Pro Toolsの「RX Connect」にてRENDERをクリックします。そうすると、先ほど選んだクリップが、RX5で編集したクリップと同じ音になります。

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RX5のごく一部の機能をご案内しましたが、いかがでしたでしょうか?

RX5は、やはりポスポロの作業向けではありますので、音楽畑の方にとっては毎日使うものではないかもしれません。
しかし!「いざ録音したけど、一部のオーディオにとんでもないノイズが乗っていた!どうしよう録り直せない!」なんてことも起こりうるわけです。
そんなとき、RX5があったら、九死に一生ものかもしれません。


現に、私は自分のライブ音源がこのRX5によって、人様に聞かせられるところまでレストアできたので、とても助かりました。

RX5は、いつか絶対あなたの役に立ちます。
もちろん、毎日RX5でレストアをする方にとっても、効率的に作業できる超便利グッズなので、良き相棒になってくれること間違いなしですよ。

担当:澤口


rx5 11


iZotope RX5 ¥43,200