この記事は2015.11.19 Thursdayに書かれたものです。
RETRO Instrumentsシリーズは、弊社輸入事業M.I.D.が今年から正式に取扱をはじめたビンテージ感あふれる製品です!
Universal Audio/176をベースにしている「176」や、Gates Sta-Levelをモチーフにした「Sta-Level」など、全部で6機種あります。
RETRO Instruments/Sta-Levelと、500シリーズのRETRO Instruments/DoubleWideを試聴したレビューがございますので、是非下記リンク先よりご試聴下さい!
「話題の製品を実際に使ってみたらこうだった!RETRO Instruments/Sta-Level&DoubleWide」
RETRO Instruments 各種製品 ¥159,840〜(税込)
次に目に留まったのはMojave / MA-1000です。まだ発売日は未定ですが、何でもあのTELEFUNKEN/ELA M 251をコンセプトに作られており、価格もELA M 251に比べかなりリーズナブルになる予定で、実際に音を試聴出来る日が待ち遠しいですね!
個人的には、以前ELA M 251のVintageを試聴した際、そのあまりの「倍音世界」に度肝を抜かれたことを記憶しています。果たして、MA-1000はいかがなものか…!?
Aurora Audioの名機「GTQ2」と同じ構成のクラスAディスクリート・1chプリアンプです!見た目も写真の通りコンパクトサイズのミキサー程度の大きさですが、しっかりとGTQ2の血は受け継いでおり、全く同じとまでは言いませんが、かなり近い秀逸な音です。
効きの良い3Band EQもついていますし、「OVERDRIVE」という素敵なパラメーターもあります(もちろん歪みます!)。
Aurora Audio / STINGERを試聴したレビューがございますので、是非下記リンク先よりご試聴下さい!
「話題の製品を実際に使ってみたらこうだった!「Aurora Audio / STINGER」」
Aurora Audio STINGER ¥248,400(税込)
もはや定番となったTELEFUNKENのダイナミックマイク「M80シリーズ」です!ダイナミックマイクなのに、コンデンサーマイクのようなレンジの広さが素晴らしいのです。
これだけカラーバリエーションが揃うとさすがに壮観です!!
ダイナミックマイクですが、ライブでの使用時も音ブレが少なく、ボーカルのブレス等の繊細な抜ける感じも秀逸に表現出来ます!
せっかくの派手派手なカラーなので、ボーカリストのみなさんや、ボーカリストより目立ちたいコーラスのみなさんなど(笑)どうぞ選択肢に入れてみてくださいね。
※そのレンジの広さから、スネアのオンマイク用に使ったり、ギターアンプのオンマイクに使われることもありますよ
TELEFUNKEN M80シリーズ各色 ¥35,640〜(税込)
Pelonis Sound/Model 42mkIIは、パッシブタイプの同軸スピーカーで、専用のパワーアンプが付属になっているスピーカーセットです。
なお、別売りでサブウーファー「model 42LF」を追加する事により、より精度の高い出音が得られます。トップのModel 42 mk2だけでも、クセのないナチュラルなサウンドです。ここ最近ではModel 42 mk2に乗り換える方も増えてきています!!
Pelonis Sound Model 42 mk2 ¥162,000(税込)
M.I.D.の取り扱い製品のなかでも、代表ブランドとも言えるAvalon Designシリーズ!マイクプリやコンプ、DIなど多数機種を揃えているおり、通す事で得られる独特の煌びやかな音質が特徴で、音の加工もしやすいです!
Avalon Design 各種製品 ¥77,760〜(税込)
Royerは、アコギやアンプ録りなどに適しているリボンマイクで、実際に聴いた事がある方はその粒立ちの良さに驚いたのではないでしょうか?暴れる感じで弾いてしまっても、つぶれる事が少なく、かつ繊細に収録してくれます!
「いずれはほしいんだよな…」マイクナンバーワン!のマイクブランドだと、個人的には勝手に思っています(笑
Royer Labs 各種製品 ¥108,000〜(税込)
さて、Miyaji Premium Lineからは、ひときわ目を引くBarefoot Sound/MicroMainシリーズ!取扱開始前より度々問い合わせがあり注目度のお高い製品です!
筐体が大きいのと、重さがある分、低域のブレはなく、全体の分離感が非常に分かりやすいです。
Barefoot Sound Micromainシリーズ 要お見積
マイクプリアンプやマスタリングコンプレッサー等がリリースされているSHADOW HILLSですが、ビンテージ感MAXな感じの外観が目に留まります。
音質は、現代の音楽に合わせたビンテージサウンドと言った具合で、奥に抜けるような独特の奥行きが特徴です!!
私のお気に入りは、マイクプリアンプの「GAMA」です。
GAMAの特徴として、アウトプットトランスを3つの中から選ぶことができます("ニッケル"、"アイアン"、"スティール" )。
スイッチはフロントにあり、ch毎に簡単に切り替えでき、録音するソースによって適切なトランスを選べます。
1chで3通りの音色が選べます。これって、とてもすごいことだと思いませんか??
マイクを3ch分持つか、GAMAを1ch持つか…あなたはどちらを選びますか?
ちなみにGAMAは、API500タイプの1台1chの「Mono GAMA」か、1台に4台分を搭載した「QUAD GAMA」があります。
同時に多chを録音したい場合は、QUAD GAMAがおすすめです(写真の一番下です。大きいつまみが4つ並んでいるのが特徴です)。
SHADOW HILLS 各種製品 ¥135,000〜(税込)
500シリーズタイプのモジュールで、さっぱりとしたかかり具合で、かける対象音の基本を崩さず、丁寧な仕上がりになるのが特徴です。
現在はEQ、コンプ、オーディオ・プロセッサーの3機種がリリースされていますが、マイクプリやDIなどがリリースされる事があれば、チャンネルストリップを組んだ時に編集しやすい音にしてくれる事は間違いないでしょう!
elysia 各種製品 ¥129,600(税込)
最後に、通常は神田店で展示している簡易防音室「SONICUBE」がInterBEEでも展示してあります!
下枠にパネルをはめ込む形でくみ上げていく防音室で、女性でもくみ上げられるという事で人気が高まってきています!「自宅に防音室を作りたいけど費用が・・・」「工事とかも大変・・・」「練習だけだからウン百万する防音室まではいかない」と思っている方、是非このSONICUBEをご検討下さい!!
ちなみに発音は「ソニキューブ」です。
※ちなみにですが、弊社のスタッフは15分もかからず組み立てをしたという伝説があります…!それだけ組み立てカンタン、大変ではないということですね。
ボーカルを練習したい/録音したい、アコギを練習したい/録音したいという方は、ぜひこのソニキューブをご検討ください。
なお、引越しなどで移動する場合にも業者を手配してお金をかける必要がありません。
ご自身で簡単にバラシ/組み立てが可能ですよ。
SONICUBE STANDARD TYPE ¥321,840(税込)
>>SONICUBEのご案内ポータルページはこちら
今年のInterBEEは例年に比べて来場数も多く、かなり賑わっていたと思います!
新製品等の試聴には多くの人が集まっており、聴くのが一苦労でしたが、どの代理店やメーカーも自信をもって推している分、それに見合った確かな質感があったので、非常にお腹いっぱいになるイベントでした。
来年はどのような新製品がでるのか、いまから楽しみです!
以上、InterBEE2015 初日レポートでした!
担当:山下
お問い合わせフォーム
- 2015.11.19 Thursday
- ショーレポート