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書いた記事数:2090 最後に更新した日:2017/03/25

CUBASE PRO 8.5 / ARTIST 8.5が本日発表!新機能や特徴をまとめました。

この記事は2015.12.02 Wednesdayに書かれたものです。販売金額や購入特典等は掲載当時のものになり、現在とは異なる場合がございますのでご了承ください。 (古過ぎる記事の場合はこちらより最新の情報を閲覧下さい。)

iyoiyokoukai.png
本日12月2日19時、Steinberg CUBASE PRO 8.5の情報がオープンになりました。

国内外問わずユーザー数の多い主要DAWのアップグレードという事で、楽しみにされていた方も多いのではないでしょうか。早速詳細をレビューして参ります。

今回の8.5での主立った新機能は以下の5つとなります。

ユーザー同士で手軽にコラボレートできる「VST Transit機能」
ワークフローの変化ートラック追加と外部データ読み込み
MIDI入力時の利便性の向上
新規追加プラグイン「Retrologue 2」
エンハンスコードパッド


大きく分けるとVST Transitとその他、という感じですね。それぞれ詳しく見てみましょう。

vst-transit.png
CUBASE PRO 8.5 / ARTIST 8.5の目玉機能とも言えるのが、こちらの「VST Transit」です。

昨今の作曲やプロデュースといった楽曲制作は、一人で行うよりもコライト(複数人での作編曲)作業が多く、そのためにSteinberg社にはもともとVST Connect(MIDIやオーディオのリアルタイム同期技術)が存在していました。
この「VST Transit」は、まさにその正当進化。クラウドベースで楽曲データをやり取り出来る機能です。

ワークスペース、ウィンドウ…そんなメニューの末尾に「VST Cloud」という見慣れない項目が。
VST Transitはこちらから開きます。



VST Transit内には「Profile」「Project」「Friends」の3つのタブが存在しており、ログインネームはSteinberg IDに紐づいています。Steinberg IDを使ったフレンド検索も可能で、概念としてはFacebook等SNSの友達追加に近いかも知れません。



「Create Project」を選択すると、現在Cubaseで開いているプロジェクトをクラウドにアップロードできます。アップロードされたファイルはツリー表示が可能で、プロジェクト名をクリックすると内包するトラック名も表示されるのが便利ですね。

簡単なMIDIデータのやり取りであれば、瞬時に同期されるようです。
ネット回線の速度にも関係しますが、オーディオデータ場合はもう少し時間が掛かりそうです。

ちなみに取り扱えるファイルは現時点では以下の8つ。

・Audio Track
・MIDI Track
・MIDI Inserts (Steinberg Only)
・VST3 Effects Plugins(Steinberg Only)
・VST3 Instruments(Steinberg Only)
・Instruments Track(Steinberg Only)
・Tempo
・Markers


サードパーティのプラグインなども対応する様ですが、共有する側が所有していないとMissingになるのでしょうか?実際に試してみないと何とも言えませんので、この辺りは追ってレビューします。

なお、デフォルトでは500MBのサーバースペースを用意
一ヶ月間で移行出来るデータ総量(携帯でいうパケットみたいなモノです)は1GB制限です。

一月中旬頃には容量制限の緩和されたプレミアアカウントが提供開始になる見込みで、この場合サーバースペースが5GBに増加し通信制限も20GBに緩和されるようです。
とはいえボーカルやギターなどのオーディオデータは多くがモノラルですし、MIDIは数KBの世界です。
実際の作業ディレクトリの総容量を見ても、案外500MBでも事足りてしまうかも知れません。


workflow.png
実は8.5における目立った新機能は「VST Transit」だけですが、その他の細々したアップデートこそCUBASEユーザーにとっては有り難かったりします。
そのうちのひとつがこのワークフロー変化です。

さっそくCUBASE PRO 8.5でオーディオトラックを追加してみましょう。



何が変わったか気付いた方は、今も実際にCUBASEを使っていらっしゃる方かと思います。
(今までどうして出来なかったんだろう?という気もしますが)、今回からはトラック作成時に出力先を選ぶ事が可能になりました!

地味ですが、これがものすごく便利です。
VSTコネクションで作成した出力先に設定する事も可能ですし、FXチャンネルに直接送る事も出来ます。Audioだけでなく、インストゥルメントトラックも同様の設定が可能です。

実制作においては良く使うプラグインなどを予め読み込ませたテンプレートファイルを作っている方も多いですが、新規作成したインストゥルメントトラックなどを既存のグループチャンネルに入れる際に一手間掛かっていたのがCUBASEの弱点でした。
僅か数秒のワークフローの改善ですが、トラック数が増えれば増えるほど役に立ちそうです。



また、外部データの読み込みも簡略化
CUBASEはPro Toolsなどと異なり複数のプロジェクトファイルを開いておけるので、別のプロジェクトファイルから現在作業中のプロジェクトファイルにMIDIやオーディオを持って来る事自体は以前のバージョンからドラッグ&ドロップで可能でした。

8.5からは、わざわざ読み込まなくても、その他のcprファイルから「特定のオーディオデータだけ」「特定のMIDIデータだけ」取り出すことが出来るようになりました。それだけでなくマーカー情報やトラックバージョン情報も取り出すことが可能です。

どう使えば便利なのか?と言えば、例えば…。

1. 自宅で作ったオケを2MIXで書き出し、外部スタジオでボーカルを収録する
2. 収録後、自宅に戻って作業プロジェクトにそのオーディオデータを貼付ける


こんな状況はかなりありがちだと思いますが、そもそも1.の段階でオーディオミックスダウンをする必要がなくなります。また、2.の段階で収録したボーカルに問題が発覚した場合も、トラックバージョン(※)情報から別テイクを簡単に取り出せるようになります。
※単一のオーディオトラックに、複数パターンのテイクを収録出来る機能。使える部分をコンピングすることも可能。

作業が複数の環境に渡る人にとっては、最高の機能かも知れません。

作業が複数の環境に渡るといえば、8.5から追加されたプロファイルマネージャ機能も便利です。
一言で言えば、CUBASEの初期設定情報を書き出し→読み込みを一発で行う機能です。
ショートカットやマクロ設定など、使う人によって全く設定が異なるのがCUBASEの面白いところ。
これを気軽に持ち出せるようになったのは大きなメリットです。
※これまでも出来たと言えば出来たのですが、設定ファイルを見付けるには深い階層まで降りていく必要がありました。そこが簡略化されたため、利便性が向上しています。

midi.png
これまでは入力したノートのベロシティを変更したい際、キーエディタの下画面に表示されているベロシティのバーを鉛筆ツールで触っていました。
8.5からは、マウスで音を入力→クリックを押したままマウスを上下させるとベロシティ変化(ALTを押しながらマウス上下で音高の変化)が可能となり、打ち込みのスピードがより向上しています。

これによって細かなMIDI表現が、より素早く出来るようになりました。
打ち込み主体で制作を行う方が多いCUBASEユーザーにとっては、大きなメリットになります。

retrogue.png
CUBASE 7で初登場したアナログモデリング音源「Retrologue」の新バージョンが追加されました。
こちらは簡単に言えば、Retrologueが進化して、HALionと混ざった!というプラグインです。

HALion準拠のアルペジエイター、FXの項目が追加され、プリセット数も1に比べて非常に多く(400個以上)追加。Retrologueとは完全互換なので、既存のプロジェクトを開いた時も問題ありません

シンセサイザー音源の基本的な性能もアップしていて、例えばOSCは2基から3基に拡張。
エフェクト自体もRetrologue上で掛けることが出来るようになったためより幅広い音作りが可能になりました。


※サウンドエディット画面


※アルペジエイター画面(HALionにも搭載されているFlex Arp機能と同一の様子。)


※FX画面。FILTERからLFOのタブに切り替えると、3基のLFOが出現します。


Retrologue自体があまり馴染みのない音源かも知れませんが、実はこのシンセ、かなり使い易くて音が良いのです!特にシンセリード系の音色はユニークかつ音抜けの良いサウンドが作り易いように感じます。
是非2になったタイミングで、がっつり弄り倒してみて下さい。

enhance.png



こちらはCUBASE PRO 8で初登場したコードパッドの正当進化。
今回から新機能として、「セクション」が追加されました。



この真ん中の茶色い鍵盤が「新機能」です。

画面中央に表示された茶色い鍵盤を任意の数だけ押せば、4和音構成されていたコードを3和音、2和音に変化させる事が可能。つまり4つの鍵盤を全押し状態でコードパッドを押せば4和音、3つの鍵盤を押しながらパッドを押せば3和音となるわけです。
どのノートを省くのかは押した鍵盤に依存します。トップノートだけ消したいな、と思ったら下の3つを押しながらパッドを叩けば良い訳です。

ビギナーが使っても良いのですが、コード進行が手癖で作れてしまう人にこそ最適な機能です。
「ピアノのボイシングが分からない…」なんてギタリストの方が使っても良いと思いますよ。

matome.png

「今まで出来ていたことが、もっと早く出来るようになった」

これが、私のCUBASE PRO 8.5のファーストインプレッションです。
ワークフローの細やかな改善はCUBASEユーザーとして大変嬉しいですし、いずれの機能も明日からでもすぐ実戦投入したい!と思わせるモノばかりでした。

その他にも左右ロケーター位置とは別にパンチイン/アウトの設定が出来たり、トランスポートパネルがより見易く変化したりと、とにかく堅実で実用度の高いアップデートが目立つ今回の8.5。前バージョンで止まっていた方も、上げてみる価値は大いにあります。

旧バージョンからアップデートの場合:Steinberg オンラインストアから可能です>>
https://www.steinberg.net/jp/shop/

なお、CUBASE PRO 8.5の提供は12月3日深夜開始予定です。

グレースピリオドは2015年10月15日となりますので、この日以降にアクティベートされた方は自動的にライセンスが置き換わる見込みです。
インストーラーはバージョン8と同じく、My Steinbergからダウンロード可能となります。

CUBASE PRO 8のパッケージは自動的に8.5のライセンスに置換されるため、最速で使用を開始したい場合は以下ショッピングページからご購入頂けます。

※8.5インストーラーのダウンロードにはネットワークへの接続が必要となります

正式なCUBASE PRO8.5およびARTIST 8.5、アカデミック版の販売ページはダウンロード開始後にこちらで追記いたします。


■メーカーサイト
http://www.steinberg.net/