画像を見て頂いてもお分かりかと思いますが、クロックジェネレーターの中ではかなり小型なサイズなのではないでしょうか?よくある卓上オーディオインターフェースと同じくらいのサイズです。別売りのラックマウント用の耳を取り付ければ1Uサイズにする事も可能です。
前述しました比較対象としてAntelope/OCX HDと、TASCAM/CG-1000、SoundWarrior/SWD-CL10を通した音源も収録しています。オーディオインターフェースはUNIVERSAL AUDIO/APOLLO 8 QUADを使用し、内部クロック(Internal)とBlack Lion Audio/Micro Clock MkIII、Antelope/OCX HD、TASCAM/CG-1000、SoundWarrior/SWD-CL10とそれぞれ通してレコーディングしました。使用音源は、以前「OCX HD」のレビューにて使用した3ピースバンドでのレコーディング音源を使用しています。
※OCX HDレビュー
「話題の製品を実際に使ってみたらこうだった!マスタークロックの代名詞Antelope社の大ヒット製品OCXの新旧モデルの音の違いを検証してみた!」
■DAW:Pro Tools(Ver.12.0.0)
■オーディオI/O:UNIVERSAL AUDIO/APOLLO 8 QUAD
■BNCケーブル:OYAIDE/AS-808 V2
■ANALOGケーブル:OYAIDE/D+TRS classB
※クロックジェネレーター
■Black Lion Audio/Micro Clock MkIII
■Antelope/OCX HD
■TASCAM/CG-1000
■SoundWarrior/SWD-CL10
UNIVERSAL AUDIO/APOLLO 8 QUAD(Internal)
Black Lion Audio/Micro Clock MkIII
Antelope/OCX HD
TASCAM/CG-1000
SoundWarrior/SWD-CL10
いかがでしたでしょうか。Micro Clock MkIIIは他のクロックジェネレーターと比べても、だいぶギラギラした感じで、メリハリのある音質になります。特にバスドラムの厚みが増すので、クロックジェネレーターをかました際の音圧の減衰が比較的押さえられていると思います。また、下手にレンジが広がらずにメリハリ感がでるので、自然な出音である事もミソです!DAの質感が丸みを帯びているAPOLLO 8 QUADなどでは、よりクロックの質感が際立つのではないでしょうか?
小型サイズながらきちんとAES、S/PDIF、Optical、WC OUT×6と、ほぼ必要なOUT数を搭載しているところも意外と便利なところです!
今後、各オーディオインターフェースとMicro Clock MkIIIでの相性対決もレビューしてみたいと思います!
担当:山下
Black Lion Audio Micro Clock MkIII ¥120,000(税込)
※2016年9月30日まではセール価格¥114,000(税込)となります。
無くなり次第、終了となります。ご了承下さい。
- 2016.08.27 Saturday
- 機材レビュー