「話題の製品を実際に使ったらこうだった!」と題しまして、神田店レコーディングスタッフが、実際にしっかりと使ってみて話題の製品の実力を実体験レビューするシリーズ!今回は2017 Winter NAMM レポートでも大好評だった「Softube/Console 1 MK2」です。
「Softube/Console 1 MK2」といってもソフトウェアの問題なので無印の「Console 1」ユーザーの方もご安心ください!
昨日公開された最新アップグレード「ver.2.4.7」にて同様の内容になりますので、買い換える必要はありません!
ちなみに2017 Winter NAMMのレポートはこちらから!
2017 WINTER NAMM : Softube 操作性とバリエーションが大幅アップ!「Console 1 mk2」発表!
http://myjshowreport.jugem.jp/?eid=137
実はこの「試してみたシリーズ」の記念すべき第ー弾は「Softube/Console 1」だったんですね!日付をみると2014年4月ということで、このシリーズも早いものでもう少しで丸3年になるわけですね〜。何か記念企画でも考えて見ようかな(笑)
発売当時にのレビューはこちらから!
話題の製品を実際に使ったらこうだった!Softube/Console 1
http://miyaji-parec.jugem.jp/?eid=878
前置きはさておき、実際に自分たちの環境で触ってみるとNAMMの会場では分かりきらなかった点が見えて来ました。おさらいも含めて早速参りましょう!
まず同じ環境にUAD-2のプラグインがインストールされているとこう言う感じで表示されます。
<EQの選択画面>
UAD-2の頭文字がならぶのは良いですね〜!プラグインの選択もハードウェアからこんな感じで行ないます。
コントローラーの一番左下にある「Shift」押しながら、人差し指の辺りに黄色い文字で書いてある「EQ」とか「COMP」といったボタンを押しすと先ほどの選択画面が出てきます。
コンソールの右下の「Volume」をまわすと選択の内容が上下され、どれにするか決まったらその上の「OK」押すと確定になります。
では早速「UAD API 560」を選んでみましょう!実機はグライコなのでどの様に表示されるかなと若干意地悪めな選択です(笑)
そうなんです!「Softube/Console 1 MK2」の中でUAD−2プラグインが選べてその音で作業は出来るのですが、画面の表示はされないんですよね〜。残念だな〜と思いながらも触っていると、いつものカッコいい画面が出てこないことのメリットを大きく感じました。
絵が目に見えないことでいつの間にか「耳」でしか出音の判断しなくなり、作業に没頭する感じになります。これってかなり重要ですよね、見た目で極端な設定になってても、音が正解なら正解な世界ですし。以前のレビューでも書きましたが、「Console1」を各トラックにインサートした以降は、マウスに触る回数が圧倒的に減ります。EQやCOMP以外にも、トランジェントデザイナー、サチュレーター、DAW側のトラックフェーダーのコントロール、選択トラックの切り替えなど、空間系を除いた作業する上で必要なことが全て、コントローラー側で出来てしまいます。まさに「Console=卓」ですね。
卓感をもう少しピックアップすると、コントローラーでオートメーションも掛けちゃいます。トラックフェーダーは「フェーダー」ではなくて「ノブ」で触りますがが、全く問題なくオートメーションを書き込めます!
UAD-2を持っていないユーザーの人でも、この全ての昨日はSoftube純正のプラグインでも可能です。もともとバンドルされている「SSL4000」のモデリングもずば抜けてクオリティが高く、これだけで作業のほとんどを行っているエンジニアさんを何人も知ってます!
しかも販売価格が大幅にダウンしたことで一気にお買い得になり、ここぞとばかりにSoftube社がいっきに攻めこんで来ましたね(笑)「Console1」と「Console1mk2」の主な違いは、コントーローラのノブの周りにLEDが付いているところのみ。
そしてなんと!今ならカタ落ち品特価ということで、数量限定で旧Console1がお得にゲットできちゃいます!お見逃しなく!
Softube/Console1 通常販売価格 ¥49,800-(税込)
記事担当:澤田
- 2017.02.19 Sunday
- 機材レビュー