宮地楽器神田店オンラインショップ
楽天市場宮地ミュージックオンライン
yahoo
デジマート
Avid Zone Pro
Premium Line
Shop Information
アクセス
JR御茶ノ水駅より徒歩6分
JR秋葉原駅より徒歩10分
東京メトロ「淡路町」「小川町」「新御茶ノ水駅」より徒歩1分
>>アクセスマップ

営業時間
月曜〜土曜 11:00〜20:00
日曜・祝日 10:00〜19:00

定休日
正月休み(1月1〜2日)のみ

TEL:03-3255-2755
FAX:03-3255-0382
>>お問合せフォーム
>>アクセス、フロアガイド
>>ご来店予約



 

記事を検索

categories

selected entries

recent comment

  • HD版もNative版も、McDSPの単体プラグインがすべて50%OFF!10月5日(月)まで。
    yan
  • 2016 WINTER NAMM : YAMAHA 新たなフラッグシップMONTAGEはシンセであり「楽器」
    ハマ
  • 2016 WINTER NAMM : Coming soon!直前情報のまとめ!スタッフ澤田編
    ハル
  • 【応募受付終了】KOMPLETEシリーズのセミナー"TAKE KONTROL"が2015年1月11日に開催決定!
    中西亮詞
  • ライバルに差をつけるプロのミックステクニックを伝授!Mixテクニックセミナー開催!
    松重行正    
  • <更新>Pro Tools 11/HD11で動作保証されるAppleコンピューター
    セバスチャン
  • 2014 NAMM:編集後記 担当/澤田
    SatoruOhtani
  • 2014 NAMM:編集後記 担当/小松
    SatoruOhtani

profile

書いた記事数:2388 最後に更新した日:2017/09/25

話題の製品を実際に試してみたらこうだった!Sonarworks/Reference 3

この記事は2017.04.10 Mondayに書かれたものです。販売金額や購入特典等は掲載当時のものになり、現在とは異なる場合がございますのでご了承ください。 (古過ぎる記事の場合はこちらより最新の情報を閲覧下さい。)

話題の音場補正ソフトを徹底解剖!

「話題の製品を実際に使ったらこうだった!」と題しまして、神田店レコーディングスタッフが、実際にしっかりと使ってみて話題の製品の実力を実体験レビューするシリーズ!

 

今回は話題沸騰中の「Sonarworks/Reference 3」です。ざっくり言ってしまえば、過去にも類似製品のある「音場補正系プラグイン」です。ただこの製品実際に測定の工程や結果をみると、従来の製品から大きく発展している事が分かりました!

そもそも「音場補正」って?

そもそも「音場補正」って?って人もいらっしゃると思うので簡単にご説明させて頂きます。

 

モニター環境で重要な要素を上げていくと、まず最初に「スピーカー本体の質」が出てきます。ここは懐事情に次第なのでなんとも言えませんが、作業をする上でもっとも重要な「判断基準」に繋がるので実は一番注力をして欲しいところでもあります。

 

しかしながら、お店や他のクリエイターのスタジオで聴いて感動し、少し無理をして手に入れたハイエンドなモニタースピーカーが家で聞くとあまりピンとこない、、、なんて経験ありませんか?思ったより解像度が出なかったり低音が強すぎたりと。

 

この原因がモニター環境で重要な要素のもう一つである「モニター環境」=「音場」です。

 

モニタースピーカーを置く時に「後ろの壁と距離が取れない」「左右の壁との距離が違う」「片方だけ天井に梁がある」などなど、日本の住環境ならではの問題がせっかくのスピーカーのバランスを大きく壊して行きます。

 

先ほどの例がどんな結果を生むかというとこんな感じです。

 

「後ろの壁と距離が取れない」→低音が膨らむ。反射が多く輪郭がなくなる。

「左右の壁との距離が違う」→反射によって壁と近い方の音が大きく聴こえるためにセンターがずれる。

 

これでは正確な作業を出来るわけがなく、自分の環境ではバランスが良くても他で聞くと破綻してしまう結果の一番の原因です。

 

このモニター環境を少しでも改善するために以下の様な様々な工夫をするわけですが、そでぞれにメリットとデメリットがあります。

 

ゝ朮産爐鯏修

メリット:反射が減り解像度が良くなる。鉄筋コンクリートのマンションとかは効果的。

 

デメリット:一般的な吸音材は中高域には効果があるが低音は吸えないので音がモコモコになる。見栄えが良くないのも多い。

 

▲好圈璽ースタンドやインシュレーターを良いものにする

メリット:音のブレや机等の共振を減らし解像度が良くなる。

 

デメリット:今回の問題である反射には効果は無い。

 

2讃貶篝気竜〆爐鮖箸Α

ようやくたどり着きましたが、ここまに出てきた環境による悪影響を測定しそれを限りなくゼロに近づけるハードやソフトウェアの存在があります。ハードウェアでは、Genelecの8330等を代表とするDSP内蔵のモニタースピーカーなどがあり、ソフトウェアではこの分野の先駆けというか代名詞的な「IK Multimedia/ARC System」が有名です。

 

メリット:実際のリスニングポイントに専用のマイクを立てて測定することで原音と聴こえている音の差を計測し、逆算のEQを掛ける

ことで、そのスピーカーが理想的な環境で鳴ったバランスに近づけることが出来る。

 

デメリット:ソフトウェアは現実的な値段だけどハードウェアはかなり高額になるし、その機種しか使えないので搭載してないモニタースピーカーでは出来ない。ソフトウェアは同じ場所でも測定する人間の技量によって測定結果が異なる。

 

という訳なのです。多少雑にまとめると、プロのスタジオは設計の時点で計測をして作り込まれているので問題は少ないですが、決まった部屋の形と生活家具がありきの宅録環境で、理想的なバランスを目指して努力してもかなり難易度が高く、下手に工夫するよりの音場補正の機材を使うっての「楽で正確」ってことです。

 

従来の製品との違い

音場補正のソフトウェアのメリットである「比較的安価であること」「自分の好きなモニタースピーカーを使えること」はかなり魅力的なので、過去にこの手のソフトウェアを手に入れて使用してたことがある人も多いと思います。

 

なぜ「使用してた」と書いたかというと、筆者の周りのクリエイターは「結局使わなくなった」って人が多いからです。その理由は以下の様な感じで正直共感できます。

 

‖定結果が毎回ちょっと違うから信用出来なくなった。

▲廛薀哀ぅ鵑世らDAWの上でしか使えない。普段から音楽や動画はPCが基本だから常に掛かってて欲しい。

 

△詫徊召覆里悩は良しとして、,琉娶がかなり多い訳です。この原因になるのが、ソフトウェアのクォリティーではなく測定時のマイクの置き場所の違いなのではないかと勝手に理解しています。マイクの置き場所が違えば聞こえる音は違うわけで、それを元に計測する結果が同じ理由がないですよね?同じ部屋で計測を雑にする人と慎重にやる人でも結果が大きく代わります。

 

ようやく本題にたどり着きましたが、「Sonarworks/Reference 3」が従来の製品よりも優れている点 をご紹介して行きます。

 

まず前述の「マイクの置き場所」=「測定の正確さ(測定値の正確さ)」ですが、測定する前準備のタイミングでその正確さに驚きました。

 

どういうことかというと、まず測定用のマイクのシリアルを入れるとそのマイクごとのプロファイルが準備されます。つまり出荷前にマイク一本一本の個体差を測定してあり、測定の前にそれを適応させることでマイクの個体差を排除しています。

次に本格的な測定が始まる前に「スピーカーとスピーカーの距離」「マイクとスピーカーの距離」等を把握する為の測定(仮に事前測定と名付けます)が始まります。「事前測定」が終わると、驚くほど正確に先ほど距離が数字で表示されます。これが後の測定のポイントになります。

 

事前測定の結果によって、マイクを立てた位置=自分の座り位置との距離関係が計測されます。

 

どうですかこの精度!0.79mピッタリ!!

 

ここまで来てようやく実際の測定に入ります。マイクのゲインやインターフェイス等の設定が終わると、画面に1箇所目の測定ポイントが青い円で表示されます。従来のソフトはそのポイント自分で大体の位置にマイクを置き測定開始のボタンを押します。

 

Reference 3の場合、スタートを押すと測定の為の音声がスピーカーか出力がされるのですが、実際のマイクを動かすと画面上に有るマイクの絵も動きます。なので、画面上の青い円の中にマイクの絵を入れると自動で測定がスタートします。

 

右上の数字は残りの測定箇所の個数です。つまり、後23箇所行います。

 

これが先ほどの「事前測定」によって位置関係が把握されているメリットです。つまり、メーカーが推奨している位置に来るまで測定が始まらない=測定する人やタイミングによる誤差を排除しています。後は、決められた位置の回数分マイクを画面上の青い円に収まるように動かすだけです。

 

この2つの誤差(マイクの個体差、人的差)を排除することでより正確な測定が行われる訳ですね!しかも、測定結果に対して某ソフトの約4倍の精度で補正を行うことで「信用できる結果」を提供してくれます。

 

結果はいかに!?

ちなみに神田店の結果はこんな感じでした。真後ろが全面ガラス張りであり、かつ左右の壁との距離は4倍以上ありますので当然の結果とも言えますね。

 

青が測定結果です。赤がフラットです。

 

上の画像の青を赤に持ってくために黄緑の補正(逆EQ)を掛けることで、その部屋特有の部屋なりを排除するわけですね!

 

結果(紫)こうなりました。流石に完璧にはなりませんが、800hz以上の帯域の補正具合は素晴らしいですね!もともとの部屋やスピーカーの精度よって更に突き詰めることが出来ると思います。「これがあれば高いスピーカーとか要らなくない?」的な声が聞こえて来そうですが、あくまでもそのスピーカーが部屋鳴りによって崩れたバランスを補正する製品なので、基本スピーカーの特性が良いに尽きます!

 

店頭の実際の出音も大幅に変わりました!実際にどうなったかというと、、、これは言葉で伝えられないので是非店頭でその結果を体感して下さい!びっくりしますよ、そして是非買って帰って下さい(笑)

 

他にもゴールをフラットではなく、特有のスピーカー特性をシミュレートするモードあるのも面白いですね。ちなみに未だに業界の標準機として君臨する「Yamaha/NS-10m」を選ぶとこんな感じでした。(赤い線が10mの特性です)

 

これ以外にも自分の使っているヘッドフォンの特性をフラットにするヘッドフォンのキャリブレートや測定結果をCoreAudioに対応させシステムのオーディオデバイスとして選択できるようにするオプション(Systemwide Upgrade)なども用意されており、ここまで上げている様々な不満点を見事にクリアした製品なので、久し振りにこの手の製品でちゃんと普及しそうな予感がしますね!

 

それぞれの製品の販売価格についてはこちらの記事をご覧ください。

 

どこでもリファレンス・サウンドを!次世代キャリブレーション・ソフトウェア「Sonarworks」がついに日本上陸!

http://miyaji-parec.jugem.jp/?eid=2282

 

記事担当/澤田

友だち追加

主要DAWを極める!選任スタッフが各主要DAWの最新情報と特徴を徹底チェックしてユーザーをサポートします☆
Pro Tools Pro Tools
Cubase
St-One
live
BITWIG
D.P.
Sonar
FL-st
Logic
Sibelius
Finale