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書いた記事数:2322 最後に更新した日:2017/08/18

audionamix TRAXセミナー開催レポート 〜各製品の機能比較 ほか〜

この記事は2017.08.08 Tuesdayに書かれたものです。販売金額や購入特典等は掲載当時のものになり、現在とは異なる場合がございますのでご了承ください。 (古過ぎる記事の場合はこちらより最新の情報を閲覧下さい。)

Sonicwire x 宮地楽器「audionamix TRAXセミナー」開催レポート

2017年8月6日(日)、宮地楽器神田店 地下スタジオにて、音声分離ソフトウェア「audionamix/TRAX」のセミナーが開催されました!

「2mixからボーカルなどの音を抜くことができる」という技術を備えた「TRAXシリーズ」。講師のクリプトン・フューチャー・メディア 小泉氏により、各製品の機能比較や搭載されている機能の使い方、また実際に作業を行いながらの行程の紹介などが行われました。

 

少人数という性質上、1部2部とも、質疑応答の密度が非常に高い実践的なセミナー展開となりました。今回のレポートでは、その中でもシリーズ各種ある製品の比較にフォーカスし、内容を簡単にまとめたいと思います。

 

audionamix社について

 

audionamix社は、2003年フランス・パリにて設立されました。元々は映画などのセリフを抜き出すことを目的として、国ぐるみのサポート体制のもとで大学にてアルゴリズムの研究が始まりました。数多く誕生したアルゴリズムを組み合わせ、BtoBサービスで映画作品などからセリフの抜き出しを行っていました。

 

そして2014年のNAMM SHOWにて、初めてTRAXの元となるソフトウェアを発表。リリース後、ユーザーのニーズに答えながら開発を重ね、スペクトラグラム(周波数)と時間から成るグラフでのエディットができる機能を追加したPRO版をリリースしました。

 

現在本国では、映画「インセプション」をはじめとする、映画作品の音声抜き出しに対応しながらテクノロジーの向上を図り、現在も引き続き技術開発を進めています。

 

TRAXシリーズ製品比較

 

TRAX 3 TRAX 3 SP TRAX PRO 3 TRAX PRO 3 SP
メロディ抽出
メロディと伴奏を
分離/書き出し
スピーチ抽出 × ×
スペクトラグラム
の編集
× ×
価格(税込) ¥35,100- ¥70,200- ¥58,320- ¥116,370-

 

「PRO」の付いているものはスペクトラグラムの編集が可能。

「SP」の付いているものはスピーチの抽出が可能です。

例えば、ラップも歌も入っている曲などのボーカル抽出を行うには、SP版が必要です。

 

※注意:Macのみの対応です。Windows版は現在開発中とのこと。

 

PROのみの機能

スペクトラグラムの画面での編集は、PRO版でのみ行えます。
・範囲選択編集(一定の帯域や一部のタイミングなどをクリア)
・マグネット選択(似たスペクトラグラムを一括選択など)
・「選択している音を何番めの倍音にするか」「どの音を基音にするか」といったものを設定

 

SP版の大きな違い

使用されるアルゴリズムが異なり、通常版よりも上位のものになります。
擦歯音やリップノイズなどをより繊細に検出できるようになり、ボーカルの抜き出しにおいてもクオリティに差が出ます。

 

ソフトウェアの使用の流れ

クライアントソフトです。アルゴリズムが本国のサーバ側にあるため、使用時はインターネット接続が必須です。通信した先のアルゴリズムを使用して作業をします。音声データは全て暗号化されて送られるため、セキュリティも問題無ありません。

音声データをやり取りするわけではない(全て数値化されてサーバ側とやり取りする)ので、作業速度が通信環境に大きく依存することはありません。また、あまりパワーのないマシンでも動作するのが特徴です。

 

finderからドラッグ&ドロップでソフトに音声を読み込む。
→2mixを読み込んだ段階で、「抽出したい部分」「それ以外」の2つのデータに勝手に分離される。
=「非破壊」。2つのデータを再生したら、元のデータと同じになります。

 

↑画面上部の赤い波形。下(Vocal)が抽出した音、上(Music)が残った音。

 

最初に分離した段階は、モノフォニックなら何でも反応してしまうため、間奏や合いの手の楽器にも反応してしまいます。
→あとから多少の手を加える必要があります。

 

上部スクショ参照:

青い線=自動分離したもの
赤い線=あとから編集したもの

 

編集ツール

鉛筆:マニュアルで修正する・抽出する部分を書き足す
ピッチマグネット:それっぽい形の波形に追従する
消しゴム:不要な線を消す
範囲選択:範囲外の音を検出しないようにする。基音以下のピッチの音を検出しないようにしたりするツール。

 

 

・リバーブも一緒に抜く
・パーカッシブなパッセージを抜く
・周波数や定位の領域から絞り込み、抜き出す範囲を選択する
・抜き出した音の中から、さらにノイズの成分だけを抜く
といった機能もあります。



これらのツールを駆使して複数バージョンを作り、最も良い処理結果を選択して混ぜるなどしてエクスポートします。

赤・緑・オレンジの波形が、作成した色々なバージョン。最初の10秒は緑バージョン、次の10秒は赤バージョン…といった具合の切り貼りももちろん可能です。

 

 

その他機能

ループ再生
まず、最初の分離画面で時間軸を選択。トランスポートの一番右のループボタンをオンにすると選択箇所のループ再生が可能。

 

リアルタイム再生
サーバーに送る前、レンダリング前にリアルタイムで編集中のものを聴くことも可能です。

→画面左の「ガイドトーン」をソロに。


クオリティはある程度低いが、確認をしながらの作業が可能です。
ある程度抽出部分がかたまったタイミングで、左下の「セパレート」ボタンを押し、アルゴリズムでの処理を行います。

 

MIDIインポート

テンポ・拍子が決まっていれば、ガイドメロディのMIDIを読み込むこともできます。
→自動抽出の段階では、基本的に声のラインが抽出されてしまいます。

たとえばオブリガードのラインやベースラインを抽出する場合など、編集段階で書き込みまくる場合はMIDIインポートを使うと楽チンです。

 

Pro 3 での新機能

・スペクトラグラムの画面を、水色からオレンジにすることができるようになりました。(画面左下「Setting」から変更)
→圧倒的に視認性が高くなりました。水色の画面で見ることのできない薄い色(=小さい音)の部分、オレンジにするとなぜかくっきり見えるようになります。

2のユーザーさんは、これだけでも3にする価値があると思います!

 

・スペクトラグラムの画面で、Panでの絞り込みをできるようになりました。
帯域が被っていて上手く抜けないソースでも、Panを指定して不要な音を消すことができたりします。
「できることが増えた」というよりは、「作業できる次元がひとつ増えた」というイメージです。

 

まとめ

今回のセミナーは既存ユーザーの割合が高く、非常に実践的で込み入った内容となりました。

セミナー後アンケートでも、「思っていた以上にクオリティが高かった」といった声もあり、ADXの技術を改めて確認できたように思います。

 

ちなみに講師の小泉さん曰く、「正直なところTRAXとiZotope RXとの組み合わせでかなりの完成度まで持ち込める」とのことでした(笑)

 

audionamixソフトウェアは、SVCやVVCも含めて神田店店頭にてお試し頂くことが可能です。

ご自分のソースをお持ち込み頂いての分離を行うことももちろん可能ですので、技術にご興味のある方は、ぜひお気軽に宮地楽器神田店までお問い合わせくださいませ。

 

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お問い合わせ先

 

記事担当:登井(とい)


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