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書いた記事数:3277 最後に更新した日:2021/09/03
この記事は2018.03.03 Saturdayに書かれたものです。

Oyaide自作講習会レポート!

2018年3月3日、秋葉原にて行われたOyaide自作講習会に参加してきました。今回は線材に「BLACK MAMBA V2」を、電源プラグ・IECコネクタに2017年12月にリリースしたばかりのオヤイデ電気の新作「ARMOREDシリーズ」より「AP/AC-029」をチョイスして作成。ケーブルを自作したことのない方がほとんどだと思いますので(かくいう私も今回が初めての自作です)、実際に作成していく様子を写真付きで伝えさせて頂き、電源ケーブルというものを知って頂ければと思います。また、最後に気になる音質についてもレビューさせて頂きます。

「BLACK MAMBA V2自作レポート!

まず用意されていたのは、線材と電源プラグ・IECコネクタ、工具として2種類のプラスドライバ、はさみ、アルミクイックバイス(万力のような工具)です。初心者にはありがたい写真付きの工作マニュアルもあり、安心して作業を進めることができました。

 

↑右下の黒い線材が「BLACK MAMBA V2」。左上には同社の「TSUNAMI NIGO V2」が写っていますが、こちらは中級者向けの線材でしたので、今回は使用しておりません。

 

■電源プラグ・IEMコネクタの下準備

電源プラグ・IEMコネクタは、はじめは組みあがっている状態ですので線材に取り付けるために一度分解します。ブラグを分解することはなかなか無い機会ですので少しワクワクしました。電源プラグ・IEMコネクタはどちらも、本体とハウジングA、ハウジングBという3つのパーツに分解されます。

 

↑左がもともとの状態、右が分解したあとです。

 

■ケーブルの端末処理

いよいよケーブルの処理です。ケーブルは外側から順に、シース、シールド(銅箔)、紙テープ重ね巻きとなっており、その中にフレックスPE紐、絶縁体(中に導体)、アース線、ドレインワイヤーとなっています。

まずはケーブルの先から30mmのシースと銅箔シールドをはさみを使ってカットし、内部導体を切り出していきます。飛び出したドレインワイヤーもカットし巻かれた紙テープをはがすと、左の写真の様になります。

フレックスPE紐(透明の紐)も不要なのでカット。アース線(緑)とコールド線(白)、ホット線(黒)だけを残します。3本だけになったらそれぞれの絶縁体を18mmだけ切り離します。

 

↑シース、銅箔シールド、絶縁体をはさみでカット。慣れていない人にとってはなかなか難しい作業です。

 

■電源プラグの取り付け

絶縁体が剥けたら導体を12mmになるようにカットし、電源プラグの取り付けに移ります。電源プラグの本体をアルミクイックバイスで固定させ、電源プラグの穴(極性)を確認しながらケーブルを挿入します。「ARMOREDシリーズ」は差し込み口が広く設計されているので、スムーズに挿入することができました。奥までさしこめたら、横にあるねじを回してしっかりと固定します。

 

↑電源プラグの本体。極性を間違わないように注意が必要。また、ねじをしっかり回しておかないと接続が不安定になり、音質にも影響が出るとのこと。

 

次にハウジングAを固定。クランパー(透明のパーツ)がついているので、ねじをまわしてケーブルをプラグの中心にくるよう固定します。この機構は「ARMOREDシリーズ」特徴のひとつであり「フレックスケーブルクランプ」と呼ばれています。ケーブルがプラグの中心にくることで、確実な固定と安定性、制振性をもたらします。

 

↑本体、ハウジングA、ハウジングB。ハウジングAにはクランパーがついている。

 

最後にハウジングBを固定。取り付けることができたら電源プラグ側は完成です!

 

↑ハウジングBまで取り付けた様子。これで電源プラグ側は完成。

 

■IECコネクタの取り付け

電源プラグ側と同じように、IECコネクタ側もケーブルの端末加工をします。絶縁体が剥けたとことでIECコネクタにケーブルを差し込みますが、穴(極性)の配置が電源プラグと異なるので注意が必要です。アース線を反対側に引っ張ってから接続します。

↑IECコネクタ側も同じ様にケーブルを加工。接続時には極性に注意。

 

本体が取り付けられたら、ハウジングA、ハウジングBを同じ要領で取り付けます。

↑同じ要領でIECコネクタ側も完成。

 

これにて「BLACK MAMBA V2」の完成です!

 

自作作業を終えて

電源ケーブルというと組み立ては複雑そうだとイメージされる方も多いかと思いますが、実際はハンダ付けが必要となる箇所はなく、はさみとドライバさえあれば作業を完結させることができました。初心者の私でも、1時間程度で1本を仕上げることができています。

皆さまもケーブル長の調節や、コネクタの付け替えに挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

気になる音質は

さて早速自作したケーブルを使用してみました。今回はオーディオインターフェースに接続。一般的な電源ケーブルに比べると、解像度(音の分離感)や音の押し出し感がアップ。いつも聴いていた音が一段階グレードアップしたようでした。オーディオインターフェースに限らず、ホームオーディオのパワーアンプや、パワードのスピーカーに使用しても同様の効果が期待できるでしょう。

今回私が自作した「BLACK MAMBA V2」は電源ケーブルの中でも比較的お求めやすい価格です。電源ケーブルでの音の違いを確認したい方にとって最適な商品ではないでしょうか。

 

製品・販売価格一覧

OYAIDE/BLACK MAMBA-α V2 ¥17,820-(税込)

OYAIDE/BLACK MAMBA-Σ V2 ¥22,464-(税込)

※今回自作したケーブルと電源プラグ・IECコネクタは異なります。

 

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