Notepad Seriesは、クラスを超える音響性能を獲得しています。上位機種譲りの高品位なマイクプリアンプを採用。広いヘッドルームと低ノイズはもちろん、Soundcraftならではの暖かみのあるブリティッシュ・サウンドを継承しています。また、モノラル入力には3バンド(Notepad-5は2バンド)のEQを装備しています。中域のEQは、ブースト時は広い帯域に、カット時は狭い帯域に作用する実用的な仕様になっており、音質を自在に補正できます。低域ノイズを除去するハイパスフィルターも装備しました。さらに、Notepad-8/12FXにはスタジオ品質のLexicon PRO製エフェクト・プロセッサーを搭載しています。世界的に評価の高いリバーブのほか、ディレイやコーラスも利用でき、一台で積極的な音作りが可能です。ボーカルの表現力を高めるカラオケモードも用意しました。
最上位モデルのNotepad-12FXは、4イン4アウトのUSBオーディオインターフェースを備えています。出力には任意の信号をアサインできるため、PCやタブレット端末などを利用してマルチトラックの録音が手軽に行えます。入力は2系統のチャンネル入力に加えて別系統のステレオ信号を直接ヘッドホンから出力可能。演奏と合わせるためのクリック音や収録済みの音源などを流すのに便利です。Notepad-5/8FXのUSBオーディオインターフェースは2イン2アウト仕様です。
Notepad Seriesは、様々な機器を直接接続できます。モノラル入力はXLRと標準フォーンの複合型端子で、XLRはマイクレベル、標準フォーンはラインレベルの信号に対応しています。XLRには48Vファンタム電源※2が供給されており、コンデンサー型マイクロホンを使用できます。標準フォーンはハイ・インピーダンス接続に対応し、エレクトリック・ギター/ベースなどを直接接続可能です。出力も充実しており、マスターの他、ソースやモノラル/ステレオの切り替えが可能なモニター出力、ヘッドホン出力、AUX出力を装備しました。
Notepad Seriesは、運用をサポートする機能を多数備えています。マイクロホンに信号を入力すると自動でUSBオーディオインターフェースからの入力信号の音量を下げ、終了するとスムーズに元の音量に戻すダッキング機能を用意。例えば、音楽とナレーションが含まれる動画を作る場合、ナレーターが話している間、音楽の音量を自動的に下げることができます。また、モノラル入力にはGAIN/EQ/LEVELつまみ通過後の信号レベルを監視するLEDインジケーターを、マスター出力には視認性に優れたLED出力レベルメーターを装備。信号レベルを的確に把握できます。筐体はメタル製で耐久性に優れ、電源コードの抜けを防止する留め具も装備しました。
商品名 | 入力数 | オーディオインターフェースの入出力数 |
Notepad-5 | 1モノラル+2ステレオ | 2イン2アウト |
Notepad-8FX | 2モノラル+3ステレオ | 2イン2アウト |
Notepad-12FX | 4モノラル+4ステレオ | 4イン4アウト |
発売日
2019年8月6日(火)
販売価格
Soundcraft/Notepad-5 ¥12,744-(税込)
Soundcraft/Notepad-8FX ¥15,984-(税込)
Soundcraft/Notepad-12FX ¥19,224-(税込)
- 2019.08.06 Tuesday
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